大学生が一人暮らしをすることの意味

Posted by Asakawa Ketsuha on 7月 8, 2011 in カテゴリ《大学生》の一覧 | 2011-12-09 2011-12-09 2011-12-09 2011-12-09

大学生になったら 一人暮らしをしたくて わざわざ自宅から遠くの大学を受験した。親も国立大学に合格したら下宿代を出してやるという。一浪して 東京の国立大に合格した。晴れて一人暮らしを始めてみたが、今まで気づきもしなかった親掛りのありがたさを痛感する毎日だった。朝起きればご飯が焚けていること。夜帰れば やはり ご飯が用意されており、風呂も沸いていること。昨日出した洗濯物が 今日はちゃんと洗われて、四角くたたまれて抽斗に収まっていること。

電気も水道も家の電話も 使い放題なこと。冷蔵庫を開ければ 夏にはちゃんと麦茶が出来ていること。ポットには熱いお湯が沸いていて、いつでもお茶が飲めること。調味料はいつも切らすことがないこと。冷蔵庫を開ければ 何かしら 残り物で食事が出来てしまうこと。冷蔵庫には卵と牛乳がいつもはいっていること。即席ラーメンの買い置きが常備されていること。冬になればストーブが出てきて、夏になれば扇風機が出てくること。シーツは定期的に洗濯されること。

それらのすべてが ひとりでにそうなるわけではなく、家族の誰かが 家族のために 黙ってやっておいてくれることなのだ。最高学府に通う学士様だかなんだか知らないが、大学生という肩書きのもとに大きななりをして働きもせぬ己は、単なるすねかじりの頭でっかちであるくせに、 どこかで親をバカにしてはいなかったか。大学生の一人暮らしは 自由そのものを知るというよりも 己に自由を許してくれている大きな存在を知る 貴重な機会であり、その意味においてこそ 意味のあることである。

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